背骨を支える土台となっている、骨盤。

お腹の中にある内臓を支える器の役割もありますし、骨盤には大小さまざまな筋肉がくっついています。

 

テレビや雑誌などでもよく骨盤のゆがみが及ぼす影響についてなど取り上げられますが、ここではくくるでは骨盤のゆがみについてどう考えているのか、くくるの骨盤矯正はどういったものなのか、についてご紹介したいと思います。

骨盤がゆがむってどうゆうこと?

「骨盤がゆがむ」とはよく言われますが、一体どうゆうことなのかご存知ですか?

そもそも骨盤ってどういうものなのか? 骨盤がゆがむとはどういうことなのか? 骨盤はなぜゆがむのか? 骨盤がゆがむとどうなってしまうのか?ということをお話ししたいと思います。

 

骨盤って何?

骨盤骨盤と繰り返していますが、そもそも骨盤って何なんでしょう?大事といわれますが、なんでそんなに大事なんでしょう?

 

骨盤は200個以上あるといわれる骨の中でも特に大事な「骨」です。

 

実は、骨盤は1つの骨ではないんです。大きく分けると3つのパーツに分かれます。

真ん中にある「仙骨」と、左右にあり器のような形をしている「寛骨」です。

 

実は同じ人間でも、骨盤の形には男女差があります。それは、出産をするかしないかの差。

女性は出産時に赤ちゃんが通れるように、骨盤の真ん中にある穴が丸くなっているんです。

 

また、骨盤にはたくさんの役割があります。

①歩行時に両足の動きを連動させる役割

②内臓を守り、支える役割

③座る時に身体を支える役割

④骨の土台となり、上半身を支える役割

⑤赤ちゃんを守る役割(女性の場合)

代表的にはこれら役割ですが、細かくあげるともっとたくさんの役割があります。

それだけ大事なパーツってことです。

 

また、先ほどの5つの役割の中に「支える」という言葉が3回もでてきていることにも注目です。

骨盤の大事な働きの中でも「支える」という要素はすごく重要です。家やビルなどの建物といっしょで、支えるべき土台がゆがんでしまっていてはどれだけいいものを乗せたとしても、何か支障が現れてしまいます。

 

だからこそ、骨盤は全身の骨の中でも特に大事な骨なんです。

 

骨盤がゆがむって?

よく「骨盤がゆがむ」といいますが、どういうことでしょう?骨って硬いのにゆがむの??

そう思う方もいらっしゃるかと思います。

 

実は、「骨盤はゆがまない」という説もあります。

先ほどご紹介した骨盤の大きな3つのパーツのくっついてる部分が動いてゆがむのですが、この結合部分もかなり硬い構造になっています。

なので、「この結合部分が動くはずがない」というように言われていました。

しかし、最近では「どうやらそうゆうわけでもなさそうだぞ。」となっています。

 

では、そんな硬い骨盤がどうやってゆがむのでしょうか?

骨盤がゆがむ原因は主なものとして3つ挙げられます。

①交通事故などの大きな外力

②妊娠・出産

③筋肉の硬さ

です。

 

交通事故などの大きな外力

軽自動車の軽いものでも600kgほどの重さがあります。

さまざまな状況によりますが、そんな重い鉄の塊がぶつかってきたら、どんなに硬くてもゆがみますよね?

なので、軽微なものでも交通事故に遭われた方は骨盤がゆがんでいる可能性があります。

 

妊娠・出産

やはりこれを気にされる女性の方はとても多いです。

産まれるときには3000g近く、もしくはそれ以上になる赤ちゃんをずっと骨盤という器で支え続けているのです。

交通事故のように1回の大きな力ではありませんが、重さの変化はあれど10か月も継続して力が加わり続けるのはとても大変なことです。

さらに、出産の時期が近づくとリラキシンというホルモンが分泌され、骨盤の結合部分をゆるめます。

そうすることによって赤ちゃんの通り道を作るのですが、赤ちゃんが通った後もすぐにギュっと締まるわけではありません。

お身体の回復と共に徐々に締まっていくのですが、このときに筋肉の硬さに引っ張られたり、偏った体重のかけ方をしていると、ゆがんだ状態で締まっていってしまうのです。

 

筋肉の硬さ

これが原因になっている方が、一番多いです。というか、①や②の原因の方でも、少なからず筋肉の硬さの影響をうけます。

人間、100%左右対称であることはありえません。

心臓が少し左寄りにあったり、肝臓(結構重いんです)が右にしかなかったり、、、

なんで、身体の左右の重さは完全に一致はしないんです。

 

あとは、みなさん利き手ってありますよね?

中には両利きって方もいらっしゃいますが、完全に左右同じようには使っていないはずです。

 

他にもさまざまな要素が重なって、左右の筋肉の硬さには差が出ます。

この差が多少であれば問題ないのですが、大きくなってしまうと骨盤のゆがみに繋がり、それがさまざまな不調の原因になってしまうんです。

 

 骨盤がゆがむとどうなるの?

骨盤がどうゆうものなのか、骨盤はなぜゆがんでしまうのか、についてお話しましたが、実際にゆがんでしまうと身体はどうなってしまうのでしょう?

 

先ほど説明したように、骨盤はお身体を支える土台としての役割が強いです。

そのため、骨盤がゆがんでしまうとその上に伸びる背骨もバランスを崩してしまい、

・腰痛

・肩こり

・姿勢不良

などの不調がおこる原因となります。しかも、それがさらに、

・頭痛

・自律神経の乱れ

・五十肩

などにつながっていく恐れもあるので要注意です。

 

また、心臓から出た血管はお腹を通り、骨盤を通ってあしに向かいます。そして古い血はあしから骨盤を通り心臓へと向かっていきます。

そのため、骨盤にゆがみがでると、この血管の流れ(血行)にも影響が出ます。

その結果、あしへの血流が減ってしまい、

・あしの冷え

・あしのむくみ

・新陳代謝の低下

ということが起こってしまいます。

 

さらに、骨盤には「内臓を守り、支える役割」という役割があります。

ここでいう内臓とは、大腸や膀胱などの消化器・泌尿器がありますが、女性の場合は子宮や卵巣などです。

どの内臓もとても大切な物ですが、骨盤がゆがむことによってこれらの内臓を守る力、支える力が弱くなってしまうとさまざまな不調につながります。

・便秘

・頻尿

などがあげられますが、女性の場合、

・月経痛

・月経不順

・PMS

などなど、女性の身体にまつわる不調が出てしまう恐れがあります。

 

と挙げたように、本当にさまざまな不調につながる恐れがあるため、骨盤のゆがみが大きくなる前に調整しておく必要があります。

 

 骨盤矯正って何するの?

骨盤矯正とは、骨盤のゆがみを整えることです。

先にも挙げたように、さまざまな原因で骨盤はゆがみます。

 

その結果、左右で脚の長さが違ったり、捻じれて常に少し左を向いているような状態になったり、右と左の筋力の差が大きくなってしまったり、さまざまな状態が現れてきます。

 

これを放置してしまうと、先ほどあげたような様々な症状に繋がってしまう危険性が高くなっていきます。

 

 

それを予防していくために、骨盤矯正をしておくことをオススメします。

また、すでに症状が出てしまっている方は、お薬などで症状を抑えるだけではなく、このように原因になっているところを整えて、症状の出にくい身体にしていくことをオススメします。

 

筋肉の硬さがゆがみの原因の一つにはなるのですが、他の原因で骨盤がゆがんでいても、筋肉の硬さに左右差が出てきます。

むやみに骨盤だけをみて矯正をしようとしても、一旦その場では整ったように見えるかもしれませんが、筋肉の硬さに引っ張られてまたすぐにゆがんできてしまいます。

そのため、「骨盤を整えるために、筋肉をほぐして柔らかくする必要がある」と、くくるでは考えています。

 

どんな人が骨盤矯正をやるの?

骨盤矯正は、どのような方に必要なのでしょう?

 

男女で比較しますと、女性の方が骨盤がゆがみやすく、骨盤矯正を必要としている方が多いです。

それはなぜかというと、

①筋肉の量が少ないから

②生活の中で骨盤のゆがみの原因になる要素が多いから

③妊娠・出産

ということなどが挙げられます。

 

筋肉の硬さがゆがみの原因になる、と散々いっていますが、筋肉の量が少なくてもゆがみの原因になるんです。矛盾しているようですが、筋肉には骨盤や他の骨を安定させて支える作用があるため、やはり少ないと不安定になり、うまく支えられなくなってしまいます。また、筋肉に骨盤を安定させて支える作用があるからこそ、硬くなってしまうと骨盤を引っ張ってゆがませてしまうんです。

 

また、生活の中でのゆがみの原因になる要素についてですが、具体的には

・ハイヒール

・肩掛けカバン

・買い物の荷物

などです。

ハイヒールは、見た目では美脚効果がありますが、つま先立ちで歩き続けているようなものなので、筋肉の使い方で前後に大きな差がでてしまいます。また、肩掛けカバンや買い物の荷物に関しては、左手か右手か、無意識に持ちやすい方の手で持つクセがついていると思います。この積み重ねが、少しずつ骨盤をゆがませていくんです。

 

と、男女の違いについてお話しましたが、もちろん男性の骨盤がゆがまないわけではありません。

以下のチェックリストにあてはまるものがあれば、男性女性関係なく、骨盤がゆがんでいる可能性が高いです。

□脚を組むと楽

□スカートが回ってしまう

□いつも同じ側ばかりケガをする

□気づくと片足に重心を預けている

□気づくといつも同じ側の手で荷物を持っている

□写真を見ると意識してないのに顔が傾いている

 

また、上のチェックリストにあてはまっていなくても、次のチェックリストにあてはまる方は「ゆがみ予備軍」である可能性が高いですのでお気をつけ下さい。

□同じ姿勢で座っていることが多い

□同じ姿勢で立っていることが多い

□同じ姿勢で寝ていることが多い(寝返りが少ない)

□デスクワーク

□スマホ・ケータイを長時間あつかう

くくる整骨院・鍼灸院

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いかがでしょうか?

もしあてはまるものがあれば、お早めにご相談ください。

 

くくる式骨盤矯正って何??

ここまで骨盤とはなんなのか、どのようにしてゆがむのか、どんな方がゆがみやすいのか、とお話してきました。

では、くくるで行っている「くくる式骨盤矯正」とはどのようなものなのか、説明させていただこうと思います。

 

くくる式骨盤矯正の考え方

くくるでは、骨盤のゆがみを3Dで立体的に捉え、調整していきます。

言葉で表すと、「前後の傾き」「左右の傾き」「ねじれ」です。これら3つの軸の上での動きが絡み合って、骨盤はゆがんでいます。

そのため、それぞれの軸を基準にしながらゆがみの状態を見極め、原因となっている筋肉の硬さを取るなどして骨盤を矯正していきます。

 くくる式骨盤矯正コースのご案内

くくるでは、骨盤のゆがみが気になる方に、kotuannコース・ベーシックコース・アドバンスコースと、お選びいただける3つのコースをご用意しております。

骨盤矯正コース

下半身の関節動きやすくし骨盤を安定させる、骨盤矯正コースです。

かかる時間は20分ほど。他のコースよりも短時間で骨盤矯正を受けられるコースとなっております。

骨盤のゆがみが少なく、予防的に骨盤矯正を行いたい方向けです。

(※筋膜リリースによるバランス調整は行いません。)

 

価格:4400円(税込)

初検時+1100円

 産後骨盤矯正

出産時はホルモンの関係で骨盤が開いてしまいますが、出産後はホルモンの分泌が収まり、骨盤ベルトで閉めることによって開き自体は治ることがほとんどです。しかし多少の開きや歪みが残り日常で生活や育児中に身体のバランスが崩れ腰痛や肩こりの症状が現れます。

出産後の骨盤のズレを骨盤矯正のコースです。

施術時間は30分ほどいただいています。

価格:4400円(税込)

   初検時+1100円

もちろん「徹底的に予防したい!」という方もOKです。

最後に

骨盤のゆがみのことなどたくさん書かせていただきましたが、まだまだ書き足りないことがたくさんあります。(笑)

 

以前ブログにも書きましたが「ゆがみ」は漢字で「歪」と書きます。

「不正」を一文字にすると「歪」なのです。

ブログはこちら

しっかりからだの状態を「正」の状態にして、それをキープしていきましょう!

 

健康・美しさはその先にあります!

 

くくるスタッフ一同、みなさまが健康的に笑顔あふれる生活を送れるようサポートしてまいります!